沖縄よ! 群星むりぶし日記

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県民投票の実施:呉屋守將氏の提案に大賛成

今朝の新報論壇に金秀グループ会長の呉屋氏が、辺野古新基地建設の是非を問う県民投票の実施を呼びかけている。

< ハイサイ、グスーヨー。金秀の呉屋です。沖縄に住む1人の県民として、辺野古新基地建設の是非のみに争点を絞った「県民投票」の実現を提言したい。 新聞報道にある通り、私が「オール沖縄会議」の共同代表を辞任したことは事実だ。しかし辞任したからと言って辺野古新基地建設反対の意思と、翁長雄志知事を支援する立場はいささかも揺るがない。むしろ違う形でこれからも辺野古新基地建設への反対を訴えていくことに変わりはない。

では、なぜ「県民投票」なのか。先の名護市長選挙では、辺野古基地問題が明確に争点化されることなく選挙が実施された。その結果から、あたかも辺野古埋め立て案が認められたかのごとく喧伝されてきた。政府は都合の良いところだけを取り上げて、埋め立てを進めている。政府は県民に寄り添いながら丁寧に説明するという立場を示しているが、現状は結論ありきの工事を強行している。

「工事はもう止めることができない」と私たちはあきらめるしかないのだろうか。否!私は唯一の解決策として、県民投票が有効かつ必要であると考える。県民投票が意味するのは、県民一人ひとりの真意を示すことだ。県全体で、直接的な方法で全県民の意思を示すことだ。その結果、辺野古新基地建設について、容認であれ、反対であれ、全県民の総意として受け入れられるものとなり、県民主体による県民投票の結果をもって一つの大きな区切りをつけることができる。

分断から解放され、次なるステージに向けて新しいスタートを切ろうではないか。このことは反対、賛成いずれの立場でも有意義なことではないか。今こそ辺野古新基地建設の是非だけに争点を絞り、本来の民意を問うべきだ。次代を生きる子や孫に、新しい基地を残すのか?止めるのか?覚悟と気概を持ち、この問題に県民全体で向き合うべきだ。県民投票を通して自由に活発に議論し、一人ひとりの意思を明確に示すことができれば、これを新たな起点としスタートできるはずだ。それができる唯一の方法こそが県民投票なのだ。

一介の企業人である私が、辺野古新基地建設に反対する意見を表明しているのは「沖縄に新基地はいらない」ということを訴え続けるのが何よりも大切だと考えるからだ。そして何よりも一番恐れているのは、県民に意思表明のチャンスが与えられないまま基地建設が進むことだ。

今こそ、県民投票を実現し、党派・思想,信条を超えた県民一人ひとりの問題として辺野古新基地建設について考えていこうではないか!>

呉屋氏の呼びかけに、ぼくは大賛成である。