沖縄よ! 群星むりぶし日記

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産經新聞は立派だがボギー手登根は沖縄の害虫である

産經新聞は16日付で高木桂一那覇支局長を出勤停止1ヶ月とする処分を公表し、編集局付に異動することを決めた。あれだけ世間を騒がせ、多くの人に迷惑をかけたデマ記事事件に対する処分として、果たして十分な内容と言えるかどうかはさて置くとしても、処分を下した産經新聞の勇断は評価されて良い。

高木記者の他にも、小林毅取締役編集担当を減俸1ヶ月、乾正人執行役員編集局長を減給処分としたことにも産經新聞の真摯な覚悟が見られて好感が持てる。

しかし、このデマ記事事件はこれで完全に決着がついたわけではない。デマ記事の当事者である高木記者の悪質さは論外だが、彼の暴走に火を付けたのはボギー手登根(手登根安則)というチャンネル桜「沖縄の声」のキャスターである。

彼こそが沖縄自動車道で起きた多重衝突事故を、自身のフェイスブックでデマ作品に仕立てて拡散させた張本人である。その時の彼の文章。

<事故現場に遭遇した時、彼はそのまま素通り出来ただろう。しかし彼は車から降り、クラッシュした車の中にいた日本人を助け出した。その直後、後続車に轢かれ意識不明の重体になっている。その事故のことを沖縄の新聞がどう書いたか。危険極まる高速道路上で怪我人を救助しようとしたことは一言も書いてありません。彼がアメリカ海兵隊員だからか?沖縄はいつからこんなに冷たい島になった?>

今読み返しても反吐がでるほど酷い書き方だが、事実を知らない人を巧みに誘導して、嘘を真実と思い込ませるテクニックは、生来の嘘つき人間に特有のものである。ボギー手登根(手登根安則)は筋金入りの嘘つき野郎だ。

 今回、デマを思いついた彼の意図ははっきりしている。沖縄2紙を貶める執念深さがそうさせたのである。チャンネル桜「沖縄の声」の目標である沖縄2紙の信用を落とすこと、この方針は「沖縄の声」全キャスターの信念でもある。その信念のもと、ボギー手登根は血眼でネタ探しに励んでいたのだ。

そんな時、沖縄自動車道で多重衝突事故が発生した。嘘つきボギー手登根の頭がフル回転する。海兵隊曹長が事故に巻き込まれて意識不明の重体になり、病院に担ぎ込まれたらしい。チャンス到来!今までいろんなデマを流して来たが、これほど沖縄2紙を貶めるのに最適の材料はない。早速フェイスブックで流すことにしよう。キーボードを叩く指先が、歓喜のあまり震えている。できた、デマ作品。上出来だ。これを読めば誰でも沖縄2紙がどんなに不人情な新聞かと思うに違いない。なんて俺は天才なんだろう。早速、多くのフォロワーに見てもらい、全国に拡散してもらおう。

嘘つきボギー手登根の、あの時の様子が、ぼくには手に取るように想像できる。そして、嘘つきボギー手登根の狙いは見事なほど的中した。産經新聞の高木記者がデマゴン(手登根安則)と連絡を取り合いながら手の込んだデマ記事に仕立てあげて、産経ニュースに掲載されたのである。そしてご存知のように、デマ記事が拡散して、多くの人々を巻き込み多くの人々に迷惑をかけ、社会を混乱に陥れたのだ。

その結果、高木記者は責任を取らされて、それ相応の処分となった。しかしだ、高木記者より悪質で責任が重いはずの嘘つき手登根は、謝罪どころか責任を感じている様子がまったくない。この男は人間としてあまりにも出来が悪すぎる。上に掲載した彼の文章の下には事故に巻き込まれた海兵隊曹長トルヒーヨさんの元気な時の写真と、病院のベッドに横たわる痛々しい姿の写真が貼り付けられている。どこから探して来たのかと感心してしまうほど、実に手が込んでいるのだ。生来の嘘つき!

 このような構成にしたのは、見る人の同情を誘い、この事故の顛末を美談として読んでもらいたいという作者のずるがしくも嫌らしい意図があったからに他ならない。ボギー手登根君よ、嘘をついてすみませんでした、とせめてトルヒーヨさんにだけでも謝るべきだと思うが、どうだ? このくらいのこともできないような人間は、害虫と呼ばれても仕方ないと思うが、どうなんだ?

立派にけじめをつけた産經新聞は、メディアの模範を示したと評価されてしかるべきだが、謝罪もなく反省もしない嘘つきボギー手登根(手登根安則)は沖縄の害虫である、と裁断されても文句は言えまい。