沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

菅原文太さんの最後のメッセージ

仁義なき戦い」で日本中を熱狂させた俳優、菅原文太さんは平成26年11月28日に亡くなられた。その27日前の11月1日のこと。年老いても颯爽としてカッコいい菅原さんが、沖縄セルラースタジアムの演壇に登場した。県知事選に立候補した翁長氏を応援するためである。マイクを握り原稿に目を落とす菅原さんの表情は、少し青ざめて見えるが、落ち着きはらったその立ち姿は、銀幕のスターそのままの菅原文太だ。その日は風が強く、手に持った原稿が飛ばされそうになったり、菅原さんの長い白髪が乱れたりした。ドスの効いた太い声が大観衆に向かってこだまする。間の取り方が実にうまい。一区切りする度に、大観衆から大きな拍手が鳴り響く。僅か10分程の短い演説から印象に残った言葉を並べると。

「今日は自分から立候補して、ピッチャー交代、知事交代ということで押しかけて来ました。(大拍手)」「プロでない私が言うんだから、当てになるのかならないのか、分かりませんけど、政治の役割は二つあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと。もうひとつは、これが最も大事です、絶対に戦争をしない事。(大拍手)」

「仲井真知事は今最も危険な政権と手を結んだ。(拍手)。沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した。(拍手)。古い映画だけど、仁義なき戦いに、その流れで言うと、仁義なき戦いの裏切り者の山守、覚えていらっしゃらない方もいるかな(聴衆から大きな声「覚えているぞーっ」に「覚えているかーっ」と応えると聴衆が歓喜で騒めく。大拍手)。映画の最後で「山守さん、弾はまだ残っとるがヨー、一発残っとるがヨーという台詞をぶつけた。その伝でいくと、仲井真さん、弾はまだ一発残っとるがヨー(大拍手と指笛鳴り止まず)とぶつけてやりたい。」

沖縄の風土も、本土の風土も海も山も、空気も風も全て国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。辺野古もしかり。勝手に他国に売り飛ばさないでくれ。(大拍手と指笛止まず)」

「まあそうは言っても、アメリカにも良心篤い人々はいます。中国にも居る。韓国にも居る。(大拍手)その良心ある人々は、国は違え同じ人間だ。(大拍手)皆、手を結び合おうよ。(大拍手)翁長さんは、きっとそのことを実行してくれると信じている。(大拍手)」

この演説の27日後に菅原文太さんは亡くなられた。菅原さんの最後の政治的メッセージとなったこの時の演説は、YouTubeで見ることができる。今朝の琉球新報の意見広告にこの時の菅原さんの言葉が載ったのを見て、今まで何度も繰り返し見た動画を想い出して懐かしくなり、今日また観てあの時と同じ感動に胸を熱くした。我々沖縄県民にとって、記念すべき貴重な菅原文太さんの演説。

菅原さんの篤い期待に応えるためにも、今回は稲嶺市長を是非、勝たせないといけない。名護市民の皆さん、安倍売国奴政権の罠にはまってはなりません。最後の最後まで気を緩めることなく、全員で頑張りましょう!