沖縄よ! 群星むりぶし日記

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地方議員に年金復活だと?売国政党自民党、公明党はふざけるんじゃない!

自民公明両党は、地方議員の厚生年金加入に向けた法整備の検討を始めたらしい。2011年に廃止された地方議員年金を事実上復活させ、退職後の生活を保障するとしている。地方議員のなり手不足の解決策として考え出されたらしいが、自民党は「国難突破」のスローガンを掲げて選挙を戦ったのではなかったか。しかし圧勝するや否や、早くも納税者無視の傲慢な体質が現れてきた。竹下亘総務会長は「議員専業の場合、公的年金国民年金しか加入できず、退職したら生活保護になる」と言ったらしい。総務会長がこのレベルである。こんな低レベルの人間が与党の総務会長を務めるくらいだから、この国が年々弱体化していくのも当然のことなんだろう。国民年金しか加入していない国民がどれほどいるか、竹下総務会長は政治家としての最低限の義務として、数字だけでも知っているはずだ。しかしその国民が将来生活保護になる可能性について想像力は働かないのだろうか。その可能性を知っているとするなら、国民よりも地方議員を優遇しようとする態度は一体どこから来るのか。答えははっきりしている。国民よりも身内としての政治家を優遇する事、これである。
昨日の琉球新報は次のように報道している。「全国地方議会の過半数が厚生年金への加入を求める意見書を採択した。それに応えるように、自民党は地方議員を自治体職員とみなし厚生年金の受給資格を与える案を策定して公明党に協力を呼びかけた。両党は年明けに検討チームをつくることで合意。来年の通常国会で法整備を目指す。」国会議員も地方議員も、結局は同じ穴の狢ということではないか。公務員の特権をなくす方向に時代は動いているはずだが、自民公明両党は手を携えてブレーキを踏み、ギアを変えて後方へアクセルを踏む。小判鮫の公明党はあまりにも長い間、自民党という鮫にくっ付いているうち、顔貌も性格も次第にジミン鮫に似てきた。傲慢でズボラで国民よりも政治家を優遇する。保身第一。自民党同様、今や公明党売国政党に他ならない。


追記。デンマークの地方議員はボランティアで無報酬である。首長だけが報酬をもらう制度になっている。国民の間で共生思想の強いデンマークと日本の民主主義の質は、大人と子供ほどの開きがある。