沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

感動した!山尾志桜里の当選と比嘉大吾の初防衛成功

昨日は衆議院選の開票速報とボクシング世界タイトルマッチ放映が重なった。それに大型台風が華を添えて祭りのような賑やかな1日となった。台風は遠ざかりつつあるが強風は続いている。そんな状況下での比嘉大吾の初防衛戦。祭りとスポーツ好きの県民には堪えられない秋夜となったのではないだろうか。
比嘉大吾は予想以上に強かった。フランスのトマ・マソン選手を7回TKOで下した。ガードの固いマソンのボディーを連打しアッパーを放つ。少しガードが緩むとストレートを打つ。大吾は天才的な試合巧者だ。パンチ力も強い。大吾の完全試合だった。
このまま順調に行けば、師匠の具志堅用高の13防衛の記録を塗り替えるに違いない。そして全試合KO勝利で進む可能性もある。沖縄のカンムリワシが世界に羽ばたく姿に県民は惜しみない拍手を送る。
続くミドル級タイトルマッチの村田諒太も、同じく7回TKOで前回判定で負けたチャンピオン、フランスのアッサン・エンダムを下した。日本初の世界ミドル級王者である。凄い。
ボクシングの世界戦を堪能したあと、開票状況に目を転じると、自民党の圧勝が報じられている。ある程度予想はしていたが、これほどまでとは思わなかった。しかし、自民党の圧勝は偶然が幾重にも重なり合った結果にすぎない。野党が選挙協力する態勢が整っていたら、獲得投票数は野党の方が多いのだから、政権交代までいかなくとも、自公政権過半数スレスレのところまで追い詰めることはできたはずである。
しかし、民進党がバラバラになったおかげで結果は自民党の圧勝に終わった。このような調子では、日本に二大政党制が訪れるなどとは努々考えない方が良い。それよりも自民党という政党は実は売国政党だという事実に、国民ができるだけ早く目覚めることが大切だ。
戦後72年、外国の軍隊の駐留を許し、自国の安全保障政策も外交政策も米国に依存追従する自民党。これを売国政党と呼ばずに何と呼ぶ。今の日本の政治停滞と軍事面での危機的状況は自民党政権売国的政策が、戦後長きにわたって続いたことが原因だ。
誇りと独立心をなくした国家は亡国の道を歩む。今の日本がまさにそうではないか。自民党を保守政権と信じてはならない。自民党は国民・国家を第一に考えたことのない似非保守の、米国に魂を売り渡した売国政党である。
ぼくは今後、当ブログで売国政党自民党を糾弾する論陣を張る覚悟でいる。さて、今回のデタラメ解散劇の中で、ぼくが最も気になった人物がいる。山尾志桜里である。不倫スキャンダルで民進党を離党した山尾志桜里。その彼女を左翼の佐高信と保守の小林よしのり両氏が応援している映像が動画で流された。小林よしのりは「 山尾志桜里氏は国の至宝だ」とまで激賞しているくらいだ。左翼と保守の両方から認められる山尾志桜里とはいったいどのような女性だろう? 興味が湧いてきた。
不倫スキャンダルが初めて報じられた後、週刊誌やネット上での山尾志桜里バッシングは物凄いものがあった。これでもかこれでもか、と目を背けたくなるような悪辣な言葉が、無防備な一女性に対して浴びせられたのである。マスコミ、週刊誌、ネットからこれだけ酷い攻撃を受け続けたら、普通の人なら身を隠して騒ぎが収まるまで、表に出ることはない。
しかし、山尾志桜里さんは違った。無所属で立候補した。比例復活のない一発勝負。頼るべき政党も資金もない。あるのはこれまで彼女を支えてくれた地元の後援会の人々だけだ。しかも、その後援会の人々もスキャンダル報道の後は、さすがに腰が引けていたのである。
その後援会の人々の気持ちを変えさせて彼女を支援する方向に持って行ったのは、彼女の変わらないひたむきな姿勢だった。なんども頭を下げる彼女の痛ましいほどの姿があった。
強い意志と信念。本物の政治家に必要とされる最低限度の必須条件である。彼女の信念には両親の教えがあった。「社会のために働きなさい」。この言葉を実行するのに左翼も保守も関係ない。だから佐高信小林よしのり山尾志桜里さんを援護射撃したのだ。
ドブ板選挙。面白い言葉だ。路地を回って一軒一軒訪ね歩く選挙活動を指すらしい。ぼくが尊敬する田中角栄はそれを徹底して実践した。時間が許す限り有権者一人一人と直に接して彼らの声を聞く。民衆の中に入り声なき声に耳を傾ける。民主主義の原点はここにある。山尾志桜里さんも徹底して、有権者の手を握り声を聞き、自分の考えを訴えた。
田中角栄顔負けの行動力の持ち主だ。政策立案能力も並外れたものがあるらしい。種々の政策議論を交わした小林よしのりが、彼女の能力を高く評価している。だから「 国の至宝だ」と言ったのだ。しかし、現実はなかなか思うようにはいかない。彼女にとって全く不利な状況で果たして勝てるのか。開票結果を見ながら、山尾志桜里の名前がなかなか出てこない。落選か、あるいは接戦が続いているのか、気になっていたが、時計の針が午前2時を指した頃眠りについた。
そして今朝、山尾志桜里の当選をネットで知った。急いで動画を調べる。あった、当選祝いの動画だ。わずか800余票差である。凄い。山尾志桜里さん、おめでとう。そして、感動をありがとう。
左翼だ保守だと人間を狭い枠にはめて論じる時代はもう古い。ひとりの人間が時に左翼的、時に保守的になることだってあるのだ。ぼくはその間を、常に行ったり来たりしている。人間の前に左翼や保守があるのではない。左翼と保守の前に必ず人間の生きた顔があるのである。