沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

「辺野古新基地を許すな!」ブローチ

サンエーメインプレイスの5階で期日前投票ができることがわかり、バスに乗り出かけた。台風が近づいているためだ。先日印鑑屋さんに注文しておいたブローチを、いつも着用する帽子の両側にピン留めして出かけたら、バス停で年配の女性がそのブローチに視線を送って関心を示す気配が感じられた。実は狙い通りで、少し恥ずかしい気もしたが、内心得意でもあった。
そのブローチというのは、縦2.5センチ横7センチの長方形の青色のプラスチック板で、白文字で「辺野古新基地を許すな!」と彫り込んである。辺野古新基地に反対する人間がここにいるんだよ、と自己宣伝する目的で作らせたのだ。
実は、9月に入ってから体調が思わしくなく、それまで週に一度参加していた辺野古行きが叶わなくなった。体調が回復したらまた参加しよう、と思っていたのだが、生来の怠け癖が祟り、体調が回復しても行くのが億劫になってしまったのである。その代償として考えたのが宣伝用ブローチである。
辺野古へ通っていた頃、辺野古行きを呼びかける手作りのポスターを、数ヶ所の電信柱に貼り付けることもやったのだが、通行人を観察していると、そのポスターを見る気配が全くないことがわかった。それで帽子にブローチを付けたら多くの人に見てもらえるのではないか、というアイデアが偶然浮かんできて、方針を切り替えたのである。
その読みは的中した。バスに乗り込むと乗客の視線がブローチに注がれるのを感じ取ったからだ。これで腹は決まった。外出するときは必ず「辺野古新基地を許すな!」ブローチを付けた帽子をかぶって出かけることにしよう。これで辺野古行きのバスに同乗した仲間たちに言い訳が立つし、現場のゲート前で一緒に座り込んだ大勢の仲間たちの応援にもなる。
小さな応援だが、勘弁してほしい、そして理解してほしい。辺野古新基地を絶対に阻止する気持ちは変わらないし、想いは完全に一致しているのだから。機動隊に排除される屈辱に耐えて、命を削りながら今も座り込みを続ける多くの仲間たちを、ぼくは心の底から尊敬している。我々は精神的にはすでに勝利していると信じよう。
投票所に着くと、列ができるほど人が多い。やはり台風が接近しているからだろう。選挙区は、あかみね政賢、比例は日本維新の会と書いてそれぞれ投票箱へ入れた。数年に一度やってくる我々庶民が権利を行使できる瞬間だ。あとは政治家が国会で具体的にどう動くか我々庶民が知ることはない。これが議会制民主主義という制度の限界であり現実である。
書店兼営のコーヒーショップで本日のコーヒーとチョコ菓子を注文した。書店の本三冊まで試読できるので、辺見庸目取真俊の対談『沖縄と国家』をまず手に取り、本棚を物色していると、『日米指揮権密約の研究』という衝撃的なタイトルの本が目に入った。副題に「自衛隊はなぜ、海外へ派兵されるのか」とある。10日に発売された新刊書だ。直感が働く。購入しよう。もう一冊。『検証・安保法案ーどこが憲法違反か』を抜き出す。これで三冊。チョコ菓子を食べ、コーヒーを飲みながら一冊づつ要所だけ目を通す。『沖縄と国家』と『日米指揮権密約の研究』はその場で購入することにした。『検証・安保法案ーどこが憲法違反か』の奥付を見ると、初版日が2年前だ。スマホAmazonで調べた。送料込みで500円のがあった。コンビニ支払いで注文した。定価は税別で1400円だ。
三冊も買ってしまって大変な予算オーバーだが、未だに治らない病気だから仕方がない。部屋には未読の本が山積みになっている。おそらく一生かかっても読みきれないだろう。日暮れて道遠し、か。
帰りのバスの中でも、乗客の視線が「辺野古新基地を許すな!」ブローチに注がれている。その中に帰宅途中の女子高校生も数人いた。