沖縄よ! 群星むりぶし日記

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急ぎ挙国一致内閣を組閣せよ

トランプ大統領が北朝鮮を徹底的に追い込むための大統領令を発令した。北朝鮮に対する容赦なき経済制裁である。これは、1941年に日本を最終的に追い込んで、日米戦争を決意するに至らしめたハル・ノートに限りなく似通っている。

ハル・ノートは我が国に対する実質的な宣戦布告だった。同じように、今回の大統領令は北朝鮮に対する明確なる宣戦布告である。この時点で、朝鮮戦争休戦協定は無効となった。残念なことに米朝戦争が始まったのである。

もはや軍事衝突は時間の問題だろう。在日米軍基地に北朝鮮のミサイルが撃ち込まれる可能性は大きい。当然、沖縄の米軍基地も攻撃対象となる。我々は戦争という地獄に突き落とされることになる。都市の破壊と同胞たちの大量死という生き地獄を見せられることになるだろう。そうなる前に、最悪の事態を想定して、安倍首相は衆議院解散を断念して、挙国一致内閣を組閣すべきである。

戦時における総選挙は愚の骨頂であり、絶対にやってはならない。今や与野党一致団結して国難にあたるべきではないか。政治家の使命は第一に国民を守ることにある。そのために実行しなければならないことは山ほどあるはずだ。

まず、自衛隊を戦時体制に整える。そして、巨額の税金を投入して公共核シェルターをできるだけたくさん造る。予算がなければ国債を発行すれば良いだけの話だ。お金に余裕のある人は個人用核シェルターを造るよう呼びかける。その他種々の最低限必要な施策を実行段階に移した後、安倍首相は、これが最も大事なことだが、北朝鮮と米国の間に立って交渉を取り持ち、軍事衝突を回避させるべく最大限の努力をすることだ。

持てる限りの権謀術を駆使して、誠実かつ真摯な姿勢でトランプ大統領と金正恩委員長の面子を立てながら、命をかけて粘り強く交渉すれば、たとえ僅かでも絶望の暗黒に光が差し込むことだってありうる。明日の記者会見で安倍首相が何を語るか、国民は固唾を呑んで見守ることになるだろう。

もう一度言いたい、戦時下における衆議院解散は絶対にやってはならない!

ぼくは安倍首相の政治姿勢にはずっと批判的だが、国難においてはできる限り批判は自粛しなければならないと思う。我々は同じ日本人だ。全国民が最善の策を思案すべき時である。そして現在の総理大臣は安倍晋三である。全ての大臣と野党は、戦後最大の国難にあたって、安倍晋三総理大臣に全面協力せよ!我々のアジアにあの忌まわしきハル・ノートを再び機能させてはならない。地獄そのものの戦争はどんなことがあっても起こさせてはならないのだ。

安倍晋三総理大臣、頑張れ!