沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

山路来てなにやらゆかしすみれ草

松尾芭蕉の有名すぎるこの句に出会ったのは、確か中学生の頃だったと思う。以来今日まで、ぼくの心を捉えて離れなくなった。単純なことを述べたに過ぎないが、その意味合いと色彩はどれ程歳月が流れようと、ぼくの内部で少しも色褪せることはない。奥州の山道を歩く旅人の目に、ふと触れたすみれ草。芭蕉の他にも、同じ山道を行く旅人は、少なからず居たに違いない。しかし、彼らの頭の中は、種々の用事や心配事で一杯で、すみれ草などに気を取られることなく、急ぎ足で通り過ぎていったことだろう。そして後には、いつものように静寂だけが残った。自然界に人間などいない方が良い。その方がのどかで平和だからだ。人間の邪魔さえ入らなければ、自然と神は一体のままで、理想郷は永遠に維持される。人間は自然を破壊し、自分たちの都合のいいように作り変える。そのほとんどが、自然の理に適わない醜い姿になる。自然界の生き物にとって、人間は理解し難い悪魔だ。ある日、久しぶりに一人の悪魔の足音が聞こえて来た。すみれ草は緊張する。以前来た体格の良い悪魔は、周りの花を全て摘んだ挙句、空中に放り投げて、笑いながらそのまま去っていった。今回現れた悪魔はなにをするか分からない。痩せてみすぼらしい姿の老人。ゆっくりと歩いて来た悪魔は、ふとすみれ草に気づいた。歩みを止めて、優しい眼差しを向ける。

山路来てなにやらゆかしすみれ草

すみれ草は、対峙した老人の穏和な顔に、この句が現れてくるのを感じ取った。この老人は今までの悪魔とは少し様子が違う。心を許しても良さそうだ。すみれ草は急に溌剌として来た。老人の顔の表情が、なお優しくなった。悪魔と天使。この時、すみれ草は理解した。人間には悪魔と天使がいることを。程なく、天使はゆっくりした足取りで、去っていった。すみれ草は嬉しくなって、その後ろ姿を追って、いつまでも、旅人を見ていた。

 

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