沖縄よ! でぃぐぬ花日記

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オスプレイは本当に高性能なのか? ・ 運用率1%、事故率は41倍

沖縄タイムス社編集局編著『これってホント⁉︎誤解だらけの沖縄基地』から。

「 開発に30年近くを要した米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは、宜野湾市普天間飛行場に2個飛行隊、計24機が配備されている。開発段階から事故が多発し、米国内では「空飛ぶ恥」(タイム誌)、とまで言われた。そのため、2011年に具体的な配備計画が示されて以降、仲井真弘多前県政から、沖縄県は一貫して県内への配備反対を表明している。

日米両政府は12年9月19日の日米合同委員会で、「高度な能力を持つオスプレイの沖縄配備は、国際の平和、安全の維持に寄与する」と覚書を締結した。そして県民の反発や懸念にかかわらず、同年10月に、配備を強行した。

MV22は物資や人を運ぶ輸送を任務として、海兵隊はCH46ヘリコプターの後継の「次期主力輸送機」と位置付けてきた。防衛省はCH46に比べ、速度2倍、搭載能力3倍、行動半径4倍と優れた性能を有すると説明する。固定翼と垂直離着陸の機能を併せ持ち、在日米軍全体の抑止力が強化されると沖縄配備の必要性を訴えてきた。

事故率の高さが注目を集めてきたオスプレイであるが、実際に海兵隊の主力輸送機となり得たのか。米海軍安全センターが公表した海兵隊航空機のアフガニスタンでの運用状況で衝撃的な数字が出た。10〜12会計年度に当地へ配備したオスプレイの飛行時間は計723・6時間で、ヘリ機能を持つ6機種のうち、運用率が1・02%と極端に低かったのだ。

「主力」と呼ぶには首をかしげるような実態が浮かび上がった。一方で、その期間のオスプレイのクラスA~Dの事故は計8件。10万飛行時間当たりの事故率に換算すると、戦闘機などを含めた全12機種平均の約41倍と突出している。90・4時間に1件の割合で発生したことになる。2015年5月のネパール地震の復旧支援では、被災地の建物の屋根がオスプレイの下降気流で吹き飛んだとされる。実戦配備後も気流に機体が巻き込まれ着陸に失敗したり、墜落したりする事故がアフガニスタン以外でも起きている。

米国防研究所(IDA)の元主任分析官でオスプレイの専門家、レックス・リボロ氏はアフガニスタンでの運用率の低さは「事故発生への懸念」が理由の一つとみて、「実戦で使い物にならなかったことを立証した」と厳しく評価する。リボロ氏はオスプレイが本来の目的のために使えないと強調して、報告書の中で、アフガニスタンでの飛行時間が、海兵隊保有数250機のオスプレイが723時間、保有数150機のUH1Yヘリが1万6千時間以上と、その差が歴然であることに着目する。

戦地での任務遂行機能に大差がない場合、より安全なヘリが使用されていることを示した。その上で、「海兵隊は今後、給油のできない長距離飛行など、オスプレイの利点を生かすことのできる特別任務を除き、オスプレイの大半を退かせるのではないか」との見通しを語った。

米航空専門誌「アビエーション・ウィーク」は他の機種に比べ、オスプレイの点検周期が短いことを指摘している。オスプレイの危険性を追求する市民団体「リムピース」の頼和太郎編集長は、「点検、整備の周期が短いのは不具合が多いから、使い勝手が悪く、部隊から信頼されていない」と語った。

一方で、16年4月の熊本地震の支援で、普天間飛行場オスプレイが導入された。自衛隊のヘリコプターに余力が残る中での使用に、「下降気流の少ない自衛隊のCH47ヘリコプターの方が災害救助には優れた能力を持つ。一刻を争う急患輸送ならともかく、なぜ物資輸送でオスプレイが必要だったのか、理解に苦しむ」「危険性のイメージを払拭するためのデモンストレーションだ」と、専門家からも疑問が噴出した。」

 

このような我が国にとってなんの抑止力にもならないオスプレイを、計17機、総額3千億も支出して購入した政府の国防意識の腐敗堕落振りは目を覆うばかりである。はっきり言う。安倍内閣に信頼すべき国家理念などない。 

 

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