沖縄よ! でぃぐぬ花日記

祖国は日本。郷土は沖縄。日本国を愛し、沖縄を愛する者として、発信していきます。

ソフィアローレンの「あゝ結婚」Matrimono all'italiana

粗筋。菓子店経営の事業で成功した資産家のドメニコ(マルチェロマストロヤンニ)は、大変な好色家である。或る日、売春宿に居る時、空襲警報が鳴り、売春婦も客たちも避難のため、急いで外に出て行くが、女がひとり居残っているのに気づいたドメニコは、ここにいると危険だから早く避難するようにと声をかける。しかし、女は街の人に見られるのが恥ずかしくて怖い、と言って拒否する。
ドメニコは、女の態度を訝り、名前を聞くと、フィルメーナ(ソフィアローレン)だと答える。未だ17歳ということも分かった。その間も、爆弾が建物に落ちて爆発するが、部屋の窓が吹き飛ぶほどの激しさである。
そのような状況の中、二人は不安そうに見つめ合う。これが二人の最初の出会いであった。それから数年が過ぎ、二人は偶然、再会する。フィルメーナはすぐ彼を認識したのに、遊び人のドメニコは彼女を思い出すのにちょっと時間がかかる。
フィルメーナはもう立派な大人になっている。そして二人の付き合いが始まり、二人は愛し合う仲になるが、フィルメーナは自分が売春婦であることに引け目を感じている。しかしドメニコはそんなことに動じる様子はない。
愛が深まるにつれ、フィルメーナは正式に結婚を願うようになるが、遊び人のドメニコとしてはフィルメーナをつなぎとめるため、靴、洋服、家を買い与えたり、母親の面倒も見させるが、正式に結婚する意思はない。
さて、このあと物語がどう展開して行くか、映画を未だ見ていない人に怒られそうなので、下手な解説はこのくらいとしよう。
とにかく文句なしに面白い映画である。ソフィアローレンが美しい。まばゆいほどの美しさである。その野生の香り、母性本能、その健康的快活さ、ソフィアローレンこそ人類の女神である!
ぼくはソフィアローレン教信者であ〜る。
マストロヤンニの演技も素晴らしい。だらしないが、どこかしら優しい、どこにでもいそうな平凡な男を、見事に演じきっている。「ひまわり」の別れのシーンで、発車して遠ざかる汽車の窓からジョヴァンニを見つめる、あのアントニオの哀しい表情は、マストロヤンニ以外の俳優では出せない、完璧な演技であった。
何はともあれ、世の男性諸君、人類の女神に会いに行こう!