沖縄よ! 群星むりぶし日記

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大田実海軍司令官の娘さんたち

大田実海軍司令官の娘昭子さん、八千代さんご両人が、去年の六月十四日、辺野古を訪問した時の記事が『沖縄戦で自決した大田実司令官の娘が辺野古に 「父も喜んでいる」』という見出しで沖縄タイムスのウエブサイトにあることがわかった。そのまま転載することにする。

 《 沖縄戦で自決した大田実海軍司令官の四女昭子さん(85)、八女八千代さん(78)が14日午前、名護市辺野古キャンプ・シュワブゲート前を訪れた。新基地建設に反対する集会に参加し、「平和のために頑張っている皆さんを見て、父も喜んでいると思う」と話した。
 大田司令官は自決直前、海軍次官宛に「県民に対し後世特別のご高配を」との電文を打った。二人は71年後も残る広大な米軍基地について、「何のために必要なのか。美しい沖縄を大切にしてほしい」と語った。》

この記事を読んで胸が熱くなるのを感じた。軍人としての父親の精神が、二人の娘さんに継承されていると思うと、嬉しくなると同時に大和魂はいまも生きているのだと意を強くした。

大田司令官の英霊は日本の現状をどう見ているだろうか。戦後七十一年経っても敵国であった米国の軍隊が我が国に堂々と居座り続け、国会議員のほとんどが対米従属に甘んじ、日本の自主防衛を真剣に考えようともせず、辺野古基地建設に反対する地元住民を弾圧する日米両政府と、それに追随する親米保守派の連中を見て、大田司令官はきっと嘆いているに違いない。そして、次のように叫んでいるに違いない。

「 目を覚ませ、日本人よ!我々は何のために大東亜戦争を戦ったのだ。祖国防衛のためではなかったか。アジアを侵略する敵の野望を打ち砕くために戦ったのではなかったか。直ちに、マッカーサー憲法を廃止し自主防衛を急げ!米国を信用するな!」

大田司令官、靖国神社で安らかに見守ってください。米軍辺野古基地は絶対に造らせませんから。戦争に負けても、日本人の精神は軟弱ではありません。

昭子さん、八千代さん、ありがとうございました。