沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

辺野古移設より合理的な代替案

うちなーありんくりんTVのゆうぞう氏が辺野古に代わる普天間飛行場移設の代替案を提案している。まずは動画をご覧いただきたい。

www.youtube.com

九州にある航空自衛隊基地、新田原基地築城基地。 

築城基地新田原基地をいずれかの基地に統合して、残った基地を普天間飛行場の代替基地とする、というのがゆうぞう氏の主張だ。

実際のデータと事実関係を踏まえた同氏の提案は、大筋において筋が通っている。

大胆にして刺激的、かつ合理的、そして現実的である。なぜそう言えるか?

同氏の提案を要約すると

①滑走路の長さの違い:普天間飛行場2700メートル 辺野古1800メートル

          :新田原飛行場2700メートル

②両基地は既存施設だから埋立てる必要がない

海兵隊を運ぶ強襲揚陸艦佐世保基地にあり、辺野古よりも迅速に運用できる

辺野古の大浦湾側は超軟弱地盤が広っがっているため、不可能に近い難工事となる

辺野古移設と比較して新田原・築城基地への移設の方が、予算は遥かに少なく工期は極めて短期間で済む

これら諸要件を検討すれば、ゆうぞう氏の提案が、辺野古移設より数百倍も優っていることがお分かりいただけるものと思う。

辺野古新基地の滑走路の短さについては、海兵隊の中枢部からも批判の声が上がっている。これは致命的欠陥だ。

さらに超軟弱地盤を埋め立てる難工事。工費は当初案よりも莫大に膨らみ(国民の血税!)工期は何年掛かるのかさへ定かではない。

しかも、今後提出されるであろう設計変更を玉城デニー知事は認可しないと明言している。

こんな欠陥だらけの公共工事なんてあり得ない!と言うのが県民の本音だから当然だろう

それでも沖縄基地負担軽減担当大臣(!)の菅義偉は今も「辺野古が唯一」としか言わないのだ。

異常な体質をした政治家としか言いようがない。安倍晋三しかり、岩屋毅も同じだ。全員が売国奴政治家だ。

彼らの罪の大きさは、日が経つにつれ明確になり、当然の報いを受けることになる。

その時が来るまで、沖縄県民が辺野古埋め立て阻止を諦めることは絶対にない。

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政治も軍事も劣勢だが、日本は文化面で米国より優位に立つ

トランプ大統領が来日した。異色の大統領だけに、色々と興味深い話題の提供に事欠かないようだ。各種メディアの報道によると、安倍首相とトランプ大統領は非常に相性が良いとされる。

今回も例のごとくゴルフを楽しんだ後、共に大相撲を観戦して優勝力士に米国製トロフィーを授与するという史上初の快挙までやってのけた。そして居酒屋での会食。

歴代の大統領にはない、この気さくな性格は日本人に好意的に受け入れられることは間違いないだろう。人気取りに余念のない安倍首相の演出を割り引いて考えても、表向きは間違いなく上出来と言える。

しかし政治力も軍事力も米国に劣る我々日本人としては、大いに警戒する必要がある。表向き演出に目が眩んではならない。トランプ大統領の最大関心事は日米貿易の不均衡是正にあるからだ。

日本は米国が抜けたことで自ら主導権を握り、11カ国によるTPPを成立させた。

狡猾なトランプ政権はここに目をつけた。最低でもTPPの基準を下回らない農産物の関税率引き下げを要求してくる。目的を達成するための小道具も用意した。

交渉成立の期限を参議院選挙(衆参ダブル選挙?)後としたのだ。これで「シンゾウ」に貸しができる。「シンゾウは俺の要求を飲まざるを得ないだろう」

合理主義者ビジネス大統領の面目躍如だ。America First!

日米FTA交渉は予定通り成立し、日本経済は国際金融資本家・投資家達グローバリストの強欲に晒されるだろう。外交も防衛も米国に従属する国家のあまりにも哀れな姿!

しかし、その米国の内情は想像以上に病んでいるようなのだ。その一端をUSA TODAYが伝えている。

米国の退役軍人は約6千万人。その内、自殺者が毎年約2千人に上るという。ベトナム戦争イラク・アフガン戦争などに従事した後に帰還した多くの退役軍人は深刻な精神的トラウマを患い、メンタルケアを担う政府機関の予算不足・人材不足が原因で、正常な市民生活に適応できないまま自殺に追い込まれるらしい。

軍事大国の病み(闇)を考える時、我々は実に様々なことに思い至る。まず米国の国家としての成り立ち。歴史を紐解くと、西欧からやってきた白人たちは、大陸の先住民インディアンを虐殺することで大陸の資源と富を独占し、領土を拡大しながら現在の米国(United States of America)を形造った。

アメリカ合衆国誕生の物語には、暴力と殺戮と不正義が色濃く織り込まれている。大陸にやってきた白人達の先祖も戦争に明け暮れていたと思うと、暴力と殺戮は遺伝子として米国人に受け継がれたのではないか、と憶測せざるを得ない。

しかも先住民を虐殺したという不正義が加わる。退役軍人に自殺者が多い事と深いところで繋がるように感じるのは、ぼくだけだろうか?因果応報。

米国が国家として誕生して250年にも満たない。こんな若い歴史の人造国家が、世界の覇権国として永続できるはずがない。既に内部から崩壊の音が聞こえている。

どれほど経済的に豊かであろうと、道徳心がなければ、社会も国家も上手く行くはずがないのだ。

さて話は一転して、文化はどうであろうか。

文春オンラインが非常に興味深い記事を書いている。日本と西欧文化の違いが浮き彫りになる内容である。

トランプ大統領夫妻は、皇居において天皇・皇后両陛下と会見された。

その時の様子を文春は次のように書いている。

世俗的な欧州の王室にはない鎮まって凛とした空気。広い大きな空間に余計な装飾は一切なく、品のいい花瓶が一つ置いてあるだけ。贅沢な装飾をこれでもかと重ねていく米欧のインテリアとは対極にある、質実で堅実なミニマリズムの美だ。

そこに日本人の精神的ありようを見る賓客は多い。

果たしてトランプ大統領はどのように感じ取っただろうか?安倍首相が大統領に当選したトランプ氏を初めて訪ねた時のことを思い出す。

安倍首相が会見したトランプタワーの居宅は、内装が金ぴかの贅沢品で溢れる雰囲気に包まれていたのだ。文春の記事は続く。

皇室にはどこの元首の館にもない原則が徹底している。それは「誰に対しても差別せず平等に、最高のおもてなしで接遇する」との両陛下の姿勢を反映した原則だ。

宮中晩餐会はフランス料理にフランスワインと決まっているが、ワインは常に最高級品が出される(白はブルゴーニュ地方、赤はボルドー地方、シャンパンは祝宴のときの定番のドン・ペリニョン)。

これは米国であろうと、アフリカの小国に対してであろうと変わらない

残念ながらトランプ大統領はアルコールは嗜まないから、ワインに興味はないだろう。しかしこれはすごいことなのである。米ホワイトハウスも、英バッキンガム宮殿も、はたまた仏大統領官邸のエリゼ宮でも、時刻との関係性によって待遇に差をつけるのは普通のことだ。

自国にとって大事な国であればより高級なワインを出すし、さほど重要でない小国であればそこそこのワインですます。政治の世界では差をつけることは当たり前に行われている。

しかし、皇室はこうした政治性から一線を画しているのである

文春の記事は続いて、オランダと皇室の関係にも触れているが、長くなるので要約すると、先の大戦で日本軍はオランダの植民地だったインドネシアに攻め入ってオランダ軍を制圧したが、強制収容所に入れたオランダ人約13万のうち、栄養失調や病気などで約2万2000人が死亡した。

この出来事が理由となって戦後長い間、オランダ人は日本を憎んだ。この憎しみの感情を政治の力で解きほぐすことはできなかったのだが、天皇皇后両陛下が2000年にオランダを訪問された際、4日間の滞在でとった天皇皇后両陛下の行動がオランダの世論を大きく動かして、日本に対する憎しみの感情は消えて友好へと変容したのだった。

ぼくはこの時の映像を見たが、両陛下の自然で真摯な行動は人々の心を大きく揺り動かすものだった。皇室には良い意味で不思議な力が宿っているのだ。

文春の記事は次のように結んでいる。

究極のところ皇室外交は、天皇、皇后の人間力に負っている。両陛下の振る舞いやお言葉が、訪問国の人々の間に日本のよきイメージを浸透させ、これが国と国との友好的な雰囲気を醸成する。

日本は皇室だけが輝いているのではない。日本の伝統文化が皇室を育んできたのだ。皇室と国民は一体である。質素、誠実、正義感、金銭よりも知識に対する貪欲さ、生産に対する執着心、これらは古来より日本人に備わっている民族的特質である。

日本は文化において、欧米諸国を圧倒しているのだ、と断言したい。

あとはだらしのない政治を本来のあるべき姿に戻すことだ。軍事はともかくとして、政治がいつまでも劣勢のままで良いはずがない。

米国と対等に渡り合える政治を1日も早く構築することだ。そのための端緒となるのが、「令和の政策ピボット」と「れいわ新撰組」が掲げる積極的財政出動によるデフレからの脱却、日本経済の復活である。

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三橋貴明氏を財務大臣にして日本経済復活を!


三橋TV第95回 【MMTで弱者救済、国防強化、ILC建設を!】

前回に続いて三橋貴明氏の動画を掲載させていただく。今回は三橋TVから。

この中で三橋氏は、財務省が最も国民に知られたくない(らしい)財政システムについて明らかにしている。

OMF(Overt Monetary Financing 明示的な貨幣供給)

専門用語で分かりづらいが、きれいな図を使いながら説明してくれているので、ぼくのような経済の素人にも理解しやすい。

内容を要約すると

  • 政府は国債を発行しなくても貨幣を供給できる
  • 日本銀行財務省証券を渡して日銀当座預金を発行してもらう
  • 統合政府(日銀+政府)内でのやり取りだから返済の必要なし
  • 税金の徴収も国債の発行も要らない

これが事実なら夢のような話である。間違いなく日本の経済にメガトン級の衝撃波をもたらすことだろう。社会の大変革を引き起こすほどの衝撃波だ。

三橋氏も指摘しているように、弱者救済の切り札にもなり得るのだ。それどころか、運用次第では日本経済を半永久的に成長させ続けることさへ可能である。

そこで疑問が湧いてくる。政府は無限に財務省証券(例えば100兆円)を発行できるのか?

答えは「できる」。ただし条件付き。悪性インフレにならない規模で、という条件が付く。まともに経済運営できる能力が政府にあれば、なんら問題ないという話。

にも関わらず、なぜ政府はこの夢のような財政システムを使わないのか?

実に不可解である。財政法4条の制約を律儀に守る財務官僚のせい?日銀に隠然たる影響力を持つらしいロスチャイルド家の影?

凡人の想像を超えて闇は深いのかもしれない。しかし仮に闇の奥深く、悪魔が存在するとしても、光を照射すればよいだけの話だ。闇は消えて、悪魔はひっそりと退散せざるをえなくなるだろう。

三橋氏が強力な投光器を用意してくれた。次は勇気と決断力のある政治家の出番だ。政治が動かなければ、夢の財政システムは夢のままで終わってしまう。

れいわ新撰組」に国会でキャスチングボートを握るほどの勢力を与えて、三橋貴明氏を財務大臣に指名してもらおう!

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「れいわ新撰組」を援護射撃する三橋貴明の名演説


「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏

他の生物と比較した場合、人間存在に特徴的なものは、自然界には存在しない幻想を自ら作り出す能力にあると言えるだろう。

その産物で最大の力を発揮するのは貨幣と言葉である。いずれも自然界には存在しない。人間の幻想が付着して初めて意味を持つ奇跡的存在だ。

貨幣から幻想を取り除いたら、ただの金属かあるいは一片の紙切れにしか過ぎない。魔力はきれいに雲散霧消する。

言葉から幻想を取り除いたら、ただの模様あるいは空気の振動でしかない。魔力は存在一般に還元されて完全に消滅する。

物自体としては何ら使用価値を持たない貨幣と言葉は、社会の内部で流通することによって、それぞれが独自の役割を発揮する。

誰でも知っているように、その力たるや人間社会に壮絶な影響を及ぼし、絶えずその根底を揺さぶり続けている。

貨幣は扱われ方次第で人間を滅亡に追いやることもあれば、バラ色の幸福な世界へと誘うこともある。

言葉は、使い方いかんで、人間を不幸にも幸せにもする。言葉が持つ不完全で限定的な意味作用の特性が原因で戦争の引き金となり、人類を滅亡させる誘因にもなり得る。

一定の規模を超えると生みの親・人間の手を離れて、逆に人間に命令を下す。貨幣と言葉は、まさに人間の幻想が生み出した魔力を持つモンスターなのだ。

人類を生かすか殺すかの瀬戸際まで追いつめる力を秘める貨幣と言葉を「幻想の実践的惰性態」と名付けたいくらいだ。

前置きが長くなったが、ぼくは以前より、幻想の産物「貨幣と言葉」の全体像を捉えてその本質を見極めたいと願ってきた。今もその途上にあるのだが、困難極まるライフワークだと思っている。

さて、そんな個人的な事情がある中で、貨幣の本質について分かり易く教えてくれる人物が現れた。三橋貴明氏である。

上の動画をご覧頂きたい。今月17日に国会議員に対して行われた三橋氏の講演である。その中で特に注目すべきは、次のような発言だろう。

政府が国債を発行するとき、民間の預金を借りるのではなく、日本銀行当座預金を借りている

ぼくはこの事実を知る以前は、国債発行には民間の預金が当てられていると信じ込んでいた。だから財務省や多くの国会議員が訴える政府の財政危機を長い間疑うことはなく暗澹たる気持ちでいたのだ。日本が財政危機から脱出するのはほとんど不可能に近い!

しかし実際のところはそうではなかった。財務省は嘘をつき続けていたのだ!

そして不勉強の国会議員達は財務官僚に、何十年もの長い間、騙されてきたのだ。なんと情けない!

三橋氏の講演を聞いた国会議員は、良心があれば三橋氏の熱い訴えを真摯に受け止めて、今後の国会活動に活かすべきだろう。そして安倍内閣の誤った経済運営を早急に正すべきだ。当然10月に予定されている消費税増税は絶対に許してはならない!

残念なことに、三橋氏の講演を聞いた国会議員達の顔を動画で見ることはできない。だから彼らをあてにすることはよそう。

れいわ新撰組」を立ち上げた山本太郎議員がすでに全力疾走している。我々としては、先見の明があり、勇気と行動力・決断力のある山本議員に賭けることにしよう。

三橋氏の名演説は、「れいわ新撰組」を力強く援護射撃しているように聞こえる。日本を衰退させる緊縮財政派より、積極財政で国民を救済する勢力が多数派を占めるまで微力ながら協力したい。

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勢いづく「れいわ新撰組」寄付金1億円突破!

山本太郎参議院議員が一人で立ち上げた「れいわ新撰組」が勢いづいてきている。

昨日、仙台市青葉区で街頭演説に立った山本代表は、寄付金が1億200万円に達したことを報告した。今月末と予想していた目標額を超えたことになる。

山本代表の訴えが国民の間に広く浸透しつつある何よりの証拠だろう。この先、山本代表の身に異変さへ起きなければ、予想より早く3億円達成の声が聞けそうだ。

 しかし、最終目標額は10億円である。山本代表は7月に予定されている参議院選挙は衆議院解散でダブル選になると読んでいる。それにめいっぱい対応するためには最低でも10億円は必要と計算しているのだ。

10万人が1万円寄付すれば10億円になる。「れいわ新撰組」の立候補者全員を当選させたいので、ぼくは1万円寄付するつもりだ。

毎月一度楽しみにしているグラスビール付きヒレカツ定食を5ヶ月我慢すれば良いだけの話。ネットでボランティア登録も済ませた。

さて「れいわ新撰組」と並んで注目すべき政策集団が誕生した。三橋貴明氏主導による「令和の政策ピボット」だ。

呼び掛け人20名の中には伊藤貫、佐藤健志中島岳志諸氏の名前も載っている。右か左かの不毛な枠を大きく超えた政策集団であることが見て取れる。

このサイトの中には、三橋氏と山本太郎議員の対談番組も掲載されている。この番組は3部構成で、ぼくも以前見て当ブログでも取り上げたことがあるが、視聴回数がなんと20万回を超えたらしい。

れいわ新撰組」が掲げる政策と「令和の政策ピボット」の政策には共通する箇所が多い。両者が切磋琢磨して、その政策が国民の間に浸透していけば、『令和』の新しい御世に、良い意味で劇的な社会変動が起きる可能性がある。

その可能性を実現させるための第一歩として、「れいわ新撰組」所属議員を数多く国会に送り出す。そして彼らに、今のヘナチョコ国会を根底から作り変えてもらおう!

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沖縄の猪八戒・ボギーてどこん君に感謝しよう

沖縄が祖国復帰してから昨日15日で47年が経過した。

本来なら祝されるべき日として、県民あげて記念式典が開催されてもおかしくないが、現実は全く違う。

その主たる理由として第一に挙げられることは、佐藤内閣の「本土並み返還」公約が大嘘だったことだ。

本土並み返還」とは言うまでもなく、沖縄に駐留する米軍(占領軍)基地を国土面積比率で計算して本土並みとすることである。

しかし、実のところ沖縄側の主張は「即時無条件全面返還」だった。だから佐藤内閣が公約した「本土並み返還」とは大きな落差が存在したのである。

それでも米軍(占領軍)基地が本土並みに縮小されるなら、現状よりはだいぶ良くなるはずだから歓迎すべきではないか、と期待する県民が多くいたことも事実である。

しかし多くの県民の淡い期待はものの見事に裏切られたのである。沖縄の広大な米軍(占領軍)基地は現状維持のまま祖国復帰が実現したのである。

佐藤内閣の大嘘で出発した歴代自民党政権と沖縄の関係は、幾多の曲折を経ながらも、その基調は大筋において変わることはなかった。

歴代政権のこの基調は、現在の安倍政権まで継続して、あろうことかさらに強烈になっている。

民主主義的手続きに則り、沖縄県民は何度も「辺野古埋め立て」反対の民意を示してきた。にも関わらず、安倍政権は鸚鵡返しで「辺野古が唯一」としか言わない。

歴代政権が相変わらずこんな不誠実でだらしない調子では、祖国復帰記念日を祝おうにも乗り気がしないのは当然ではないか。

本土では主権回復の日と呼ぶ4月28日を、沖縄では「屈辱の日」と呼ぶのと同質の論理である。

半植民地国家・日本。

歴然としたこの事実が、嫌と言いたくなるほどに顕在化している場所が沖縄に他ならない。

植民地論を展開するつもりで今日のブログを書き始めたわけではない。前置きが長くなったのは、チャンネル桜「沖縄の声」を批判するためである。そのための前置きが必要となった理由をご了承いただきたい。

さて、5月15日になると例年のごとくチャンネル桜社長・水島総氏が実行する企画がある。多くの仲間と共に沖縄に来て、参加者全員で巨大な日の丸を掲げながら国際通りを練り歩くという行事だ。

祖国復帰記念日を祝うことが目的である。ところが前置きで書いたように沖縄の人々がこの日を祝うことはない。だから国際通りで日の丸を掲げるお店は一軒もない。

そのため水島氏が率いる行列は、国際通りを楽しんで歩く多くの人々の目には、雰囲気を壊す歓迎されない変な集団としか映らないのだ。

去年を含めて、ここ数年の間、同じことを実行してきたのである。ぼくは一昨年からこの水島氏の行動を批判してきた。それには理由がある。

水島一派は、その前日には辺野古へ行き、新基地建設反対派が構えるテントの前で説教を垂れつつ左翼批判を展開するのだ。すなわち水島一派は新基地建設に賛成であり、在沖米軍(占領軍)容認を自ら証明しているのである。

東京では自主防衛、そのための核武装まで唱える一方で、沖縄に来ると在沖米軍(占領軍)を容認する水島氏の豹変振り!

水島氏のような二枚舌の人間をぼくは信用しない。だから批判してきた。

今年も同じような行動をとるに違いないと思いYouTubeを調べてみたが見つけることができなかった。批判するつもりでいたが、肩透かしを食った感じだ。

ところが昨日、チャンネル桜「沖縄の声」に特別討論として「沖縄復帰47年の今、凄まじい現実」のタイトルで動画が配信されたのである。

毛頭見る気はしないが、批判するためには検証が必要だ。だから2時間番組を我慢しつつ見た。

予想通りの内容で批判する気さへおこらない子供っぽい議論に終始している。左翼批判の他に能のない「沖縄の声」の面々。正直な話、これだけでうんざりだ。

ここで思い出すのは佐藤健志氏の至言『右の売国、左の亡国』

「沖縄の声」の面々は、自分たちが売国奴の片棒を担いでいることに気づいていないのだろうか? 左翼をいくら批判しても、米軍(占領軍)基地を容認する人間のことを売国奴というのだよ!

ちなみにこの日の出演者は以下の通り。

司会、水島総。金城テル、恵龍之介、依田啓示、我那覇真子ボギーてどこん。これだけのメンバーが揃えば、どんなことが議論されるか大方の予想がつくというものだ。

申し合わせたように全員揃っての沖縄批判!一体君達はどこの出身だ?と問い詰めたくなるくらい、有る事無い事を巧みに織り交ぜての沖縄批判のオンパレード!

自称保守と称する親米保守派の沖縄批判はもうとっくに聞き飽きた、という県民は多いだろう。同じ保守同士で自慰する馴れ合いの左翼批判。腐臭芬芬だ。

その腐臭の中に出た、居た、沖縄の猪八戒ボギーてどこん手登根安則)!

この男を叩いてから幕を降ろすことにしよう。

ボギーてどこん、別名を「沖デマごん」とも言う。何故「沖デマごん」と呼ぶか?沖縄で暮らす稀代の大嘘つきだからである。

無責任体質の大嘘つき野郎、それがボギーてどこんの正体である。動画を見ただけでは彼の人間性を把握することは不可能だ。そう、彼はなかなかの話し上手だからだ。しかし、それはうわべだけで、彼の本当の姿ではない。

彼の手になる数々のデマは記録として残されている。興味のある方は是非

『Osprey Fuan Club うようよ対策課』

をご覧頂きたい。当ブログでも推奨サイトに入れてあるので、そこからつなぐことができる。

彼が犯した最大のデマ事件は、産經新聞那覇支局長・高木氏が更迭されることになったあの有名な事件である。沖縄高速道で発生した多重衝突事故をネタにしてでっち上げられたデマ事件。

情報源の犯人はボギーてどこん

この件に関してこれ以上は書かないことにする。「うようよ対策課」のスタッフに対して申し訳ない気がするからだ。是非「うようよ対策課」をご覧頂きたい。スタッフの分析と追求は実に見事で、読む人を魅了してやまない面白さに満ちている。

騙されたと思って是非ご参照いただきたい。

ボギーてどこんのお陰で、「沖縄の声」の評判がガタ落ちした可能性は十分に考えられる。この無責任な大嘘つき野郎をキャスターとして起用し続ける水島氏の責任も大きいと思うが、あるいは水島氏はこの件を知らないのかも知れない。

その可能性も考えられるので、当ブログを見ている方は是非この件を拡散してもらいたい。ボギーてどこんのような平気で大嘘をつく無責任人間を受け入れるような社会にしてはダメだ。沖縄のため、そして青少年の教育上も宜しくない。

水島社長よ、罪深いボギーてどこんを一日も早く、キャスターから降板させる方が、「沖縄の声」のためになると思うが如何だろうか?

もし不可能であるなら、逆説的な意味合いで、我々は次のように言うことが許されるだろう。

沖縄の猪八戒・ボギーどこん君に感謝しよう!

何故なら、ボギーてどこんは「沖縄の声」の評判を貶めるのに最大限の貢献をしているのだから。

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「日本を滅亡させる財政均衡主義の真実」三橋貴明と佐藤健志の対談


MMTを否定する本当の理由:前半

れいわ新選組」を立ち上げた山本太郎議員が全国各地で展開している街頭演説が大きな話題になっている。

山本議員は「財務省プライマリーバランス政策」を否定し、積極的財政出動による日本経済立て直しを訴え続けているからだ。

財務省プライマリーバランス政策」を批判する評論家は少数ながらいる。しかしその打破を政治政策に掲げて行動を起こしたのは、山本太郎議員がはじめてである。

国税庁を抱える財務省に多くの国会議員がビビる中で、一人だけで立ち上がった山本太郎議員の勇気に大きな拍手を送りたい。

さて上の動画。タイトルは「日本を滅亡させる財政均衡主義の真実」。三橋貴明佐藤健志の対談。

ご覧いただければお分かりの通り、「れいわ新撰組」が掲げる政策を理論的に支える内容になっている。勿論、両氏とも「れいわ新撰組」について一言も触れていないが、それは大した問題ではない。

注目すべきは、佐藤氏の鮮やかな解析である。財政均衡主義の本質に照準を定め、そこから病巣をえぐり出して光に晒す。

明らかにされたその正体はまさしく異様で醜い姿のエイリアンそのものだ。

財務省(元大蔵省)の財政均衡主義の法的根拠は、財政法4条にある、と佐藤氏は指摘する。

財政法 第4条

① 国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以って、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。

② 前項但書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、その償還の計画を国会に提出しなければならない。

③ 第1項に規定する公共事業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。

1項の但書は建設国債のことで、しかもその範囲は3項において毎会計年度(単年度)という縛りがかけられている。

つまり、この財政法第4条は原則として国債発行に縛りをかける目的で規定されているとみて良い。財政均衡主義の根拠がここにあるのだ。

これだけでもひどい話だが、更に驚くべき歴史的事実がある。

佐藤氏も対談の中で指摘しているが、この財政法制定時の直接の起案者である平井平治氏(当時、大蔵主計局法規課長)の発言である。

なんと彼は1947年、「財政法逐条解説」で次のように述べているのだ。

「戦争危険の防止については、戦争と公債がいかに密接不離の関係にあるかは、各国の歴史をひもとくまでもなく、わが国の歴史をみても公債なくして戦争の計画遂行の不可能であったことを考察すれば明らかでる、......公債のないところに戦争はないと断言しうるのである、従って、本条(財政法第4条)はまた憲法戦争放棄の規定を裏書き保証せんとするものであるともいいうる」

憲法9条を裏書き保証せんとして財政法4条を規定した❗️

緊縮財政と戦争放棄の精神は一緒だった❗️

先ほど財政均衡主義の正体は異様で醜い姿のエイリアンそのものといった理由がお分かりいただけただろうか。日本が衰退していく最大の原因はここにあったのだ。

鬼才・佐藤健志氏の目の覚めるような解析がなければ、このような結論に到達するのは不可能だった。

佐藤氏の才能に驚嘆すると同時に、最大限の賛辞を捧げたい。

ぼくの下手な解説よりも是非動画をご覧いただきたい。前半後半通してご覧いただくよう推奨したい。

戦後「財政均衡主義」という妖怪が日本を徘徊していることが明らかになった。日本を衰退へ誘うこの妖怪を退治せんと一人の国会議員が立ち上がった。

れいわ新撰組」という初々しい名称の政治団体を一人で立ち上げたのは山本太郎議員である。昨日は寒い中、札幌のすすきの交差点で質疑応答形式の街頭演説を行った。

その様子をYouTubeで見た。山本議員の訴えは、少しづつ確実に国民に浸透していくだろう。

妖怪退治は始まったばかりである。「れいわ新撰組」とともに妖怪退治に参加しよう。

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