沖縄よ! 群星むりぶし日記

沖縄を、日本を、そして掛け替えのない惑星・地球を愛する者として発信していきます。

8回目の辺野古:我々はすでに精神的に勝利している!

昨日辺野古へ行った。帰宅後、疲労が激しくブログに書き込む余裕がなかった。昨日、県庁前広場で乗り込んだのは15名。高速インター前で3名加わり総勢18人になった。先週予告した、沖縄大学内の掲示板に辺野古行きを推奨するポスター作成の件の結果報告をした。
独自作成のA3サイズのポスターを担当部の学生支援センターに持って行き、担当者に渡した。スタッフで検討してから返事をよこすとのこと。数時間後、携帯が鳴った。返事は次のようなものだった。大学側としては、メッセージ性の強いポスターは掲示できない、イヴェントのお知らせの類のものなら可能であるとの返事を受け、残念ながら採用されなかった、という内容の報告である。少しも過激な言葉は入っていないにもかかわらずメッセージ性が強いというのは、要するに少しでも政治性を帯びたものはダメという意味だろうと受け止めた。しかし、どうしても若い大学生諸君に辺野古の現実を実際に見てもらいたい気持ちは強いので、チラシを作成して配布することも考えていると付け加えた。ぼくの熱意は同乗者全員に伝わったと思う。色々と提案する発言がなされたからだ。今日も世話役の比嘉さんの明るい性格のおかげで、車内は和みっぱなしである。この人は、本当に話が巧みで、ユーモアもあり、明朗で知的、しかも思いやりがある。小柄でふっくらした女性だが、魅力的だ。比嘉さんに会うだけでも良い、ぜひ辺野古行きのバスに同乗してもらいたい。その価値は十分あると保証する。そして、もう一人知念さんという男性がいるが、この方はなんと、辺野古へは500回以上参加しているという強者だ。辺野古の座り込みが始まった当初からの参加者の一人で、辺野古のことならなんでも教えてくれる信頼できる人物であり、同時に尊敬すべき男性である。この日も、新基地建設の問題点を様々な角度から分析して淀みのない説明をしてくれた。彼も話が上手い。ウチナーンチュ独特のユーモアのセンスもある。参加者全員から一目置かれる人望の厚い人である。伊芸エリアで10分間休憩の後、辺野古に着いた。エアコンの効いたバスを降りると暑さでムッとする。しかし、辺野古の緑は心をなごましてくれる。歩道沿いに植えられた植物で、正式名はわからないが、サルスベリの一種らしい木の枝に咲き乱れる赤紫の花々が朝陽を浴びて美しい。対照的に、フェンスの向こう側に日米地位協定で立ち入りが許されない、不気味な海兵隊基地が永遠と続いている。ローテーションで東南アジアを遠征するため、半年以上沖縄を留守にする在沖海兵隊。実際歩道沿いに広大な基地内を観察しても、多数の建物と草色の米軍車両が存在するだけで、海兵隊員はほとんど見られない。一体建物の中に、どれだけの人数の兵隊が残っているのだろうか?恐らく秘密事項で、日本側に知らされることはないだろう。驚くほどほんのわずかではないか、とぼくは様々な情報を元に推測するのだが。それでも、建物の中は24時間エアコンをつけっ放しらしい。「思いやり予算」というふざけた名前の日本人特有のおもてなし精神のおかげだ。前防衛大臣中谷氏によると、在日米軍の駐留経費に占める日本側の負担額は、総額の85%に上るらしい。兵士に支払う給料以外は、全て国民の税金で負担していることになる。なんという理不尽・不条理であろう。しかも、沖縄に海兵隊を駐留させる戦略的必然性についての徹底した議論が政府の中で交わされた形跡すらないのである。愚鈍な指導者をいただく国民は不幸であると言わなければならない。参加者のほとんどはテントの中にいる。全島各地から集まった人数は100人は超えている。那覇組が少ないだけに心配したが、この人数を見て少し安堵した。我々もテントの中に入る。陰に入れるだけでありがたい。指導的立場の人たちが代わる代わるマイクを握り、現状の説明とその他いろいろの話があった。我々が到着前の工事車両の搬入はなかったらしい。マイクでの説明が続く最中、右手の方向から、何やら聴き覚えのある日本の童謡が大音響で迫ってきた。何事だろうと思ったら、右翼団体「大日本忠仁社」の車がやってきたのである。すかさずマイクの声がいう。「私たちの応援団が来たようです。皆さん、拍手で迎えましょう!」100名を超える参加者全員が、大日本忠仁社の黒車を大きな拍手で迎えた。我々の目前を通り過ぎながら、グロテスクな黒車の窓から団員が何か叫んでいるが、我々の大きな拍手にかき消されて、何をほざいているか聞こえない。機転を利かしたマイクの話し手と我々の鮮やかな勝利である。しつこくUターンして来たが、同じ様に大拍手で送り返してやった。チンピラをまともに相手にするほど、我々は暇人ではないのだ。昼食もそのままテントの中でとることになった。仲間同士、様々な話題について話が弾む。13時半ごろ、機動隊が動き始めたという知らせが入った。全員、工事用ゲート前に行き座り込む。やはり、暑い。それでも整然と座り込む。機動隊がゾロゾロとやって来た。「機動隊は帰れ!」コールの中、一人ひとり、次々に排除されていく。彼らのやり方は必ずしも暴力的とは言えない。我々も非暴力に徹するが、ただ簡単には排除されまいと、頑強に抵抗する。ぼくはいつもの様に最後尾に座っていた。二人の隊員に両脇を抱きかかえられても自ら動くことはしない。するともう一人が足を抱きかかえて3人に歩道の一角まで運ばれた。いつものパターンだが、非暴力に徹する限り、今の所この方法しかないのだ。歩道の一角で我々はかなり長時間、約1時間近く機動隊に取り囲まれて身動きが取れない状態に置かれた。機動隊員に向かって抗議し説得を試みる。「ここはアメリカじゃないぞ。日本だ、沖縄だ。」「弱者を抑圧して強者には頭を下げる。恥ずかしいと思わんのか。日本男児の誇りはどこに行ったのだ?」「君たちの向いている方向が違うんだよ。我々を排除するんじゃなく塀の向こう側の海兵隊を排除すべきだろう。」「ウチナーンチュ同士争ってどうする?我々は、祖先も歴史も同じ同胞じゃないか。」「君たちに真の勇気があるなら、我々と一緒に戦おうじゃないか。強大な米軍に立ち向かって、日本の歴史を変えようじゃないか。」「海兵隊が沖縄に駐留する必然性がないことは多くの専門家によって証明されている。安全保障をもっとしっかり勉強しろよ。」「我々は君たちの未来のために戦っているんだぞ。君たちの子供、生まれてくる孫たちのためにたかっているんだぞ、なぜ分かってくれないのだ。」こういった内容のことを、大声で繰り返し訴えた。無論、彼らは黙ったままだ。しかし、嫌な顔をしたり、迷惑そうな表情を見せる隊員はいない。中に一人、明らかに顔色が変わり目頭が熱くなる隊員がいた。ぼくの言動が憎くて、悔し涙目になったのだろうか?それともぼくの言葉の何かが彼の琴線に触れて自分の立場を情けないと思った結果なのだろうか?彼の胸中を知ることはできないが、後者であってほしいと思う。もし仮にそうであるなら、彼には辛いだろうが、しかし良い意味で、彼の人生が変わるきっかけになるかもしれないからだ。他に変わる仕事が探せなくとも良い、現職にとどまって良いから、沖縄の歴史、日本の安全保障をもっと、より広く深く勉強してほしい。必ずプラスに作用して、良き機動隊員に成長することを祈るだけである。彼らはほとんどがまだ20代の人生経験が浅い若者だ。彼らの人格を貶める様な残酷な言葉を投げつけてはならない。バカ、アホ、死ね、人殺し、などは絶対に使ってはいけない言葉だ。それは単なる反発と拒否反応を誘発するだけだからだ。そうではなく、筋の通った、彼らの思想、行動を反省させる様な説得をすべきだろう。ぼくは自分の言葉を彼らにぶつける時、決して冗談をいうつもりなどない。語調は強いかもしれないが、真剣勝負で向き合っているつもりだ。愚鈍でも同じことを忍耐強く繰り返す他ないだろう。15時半ごろ機動隊の全車両が、基地内から引き上げるのが確認されて、本日は散会となった。ところが帰りのバスで事件が起きた。伊芸エリアで休憩した後のことである。マイクを握ってぼくが「沖縄育ち」を歌っている最中、騒ぎが起こった。伊芸エリアに一人置き忘れたらしい。女性の今村さんだという。バスは高速を走っている。さあどうする、ということになって、当然引き返して拾うべきだろう、ということになった。石川のインターで降りて、金武のインターから入り直すことになった。かなり時間がかかるので、途中まで歌った「沖縄育ち」を催促する声が上がった。その声に対して、「今村さんが無事に生還されるのを確認できたら、その祝福のために歌いましょう。」と返すと、車内はドッと爆笑に包まれた。伊芸エリアで無事、岩村さんを拾い、帰りを急いだ。当然、約束した歌を岩村さんのために唄った。全員疲れているはずだが、比嘉さんのリードで終始和やかである。みんな精神的にタフで、余裕さえ感じられる。我々は精神的に、すでに勝利しているのだ、と強く感じた。県庁前広場に着いたときは、17時半を回っていた。これまでに一番遅い帰宅時間である。機動隊と張り合って疲労困ぱいし、おかげで熟睡できた。翌日(今日)は心身ともに爽やかである。

お知らせ: 保守も革新も無党派層の人も辺野古へ行こう!海兵隊は沖縄に駐留する必然性はない!海兵隊は抑止力にならない !
毎日無料高速バスが出ています:参加費はカンパのみ
月曜日 午前9時発 平和市民連絡会
火曜日 午前9時発 オール沖縄那覇の会
水曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議
木曜日 午前9時発 平和市民連絡会
金曜日 午前9時発 平和市民連絡会
土曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議
 (いずれも県庁前広場発:受付8時半〜)

 

 

 

 

安倍政権の終わりの始まり

東京都議会選挙は自民党の歴史的大敗北で幕を閉じた。予想を大きく上回る無残な敗北である。原因は種々あるだろうが、自民党政治家の傲慢さに都民が耐えきれなくなったといえるのではないか。レヴェルの低さは政治家全般に見られる現象だとしても、特に我が国を取り巻く軍事的緊張を考えると、今や内閣で最重要ポストであるはずの防衛大臣のだらしなさは目を覆うばかりで、我が国の安全保障の危機に直結する重大事態と言わなければならない。安倍首相はなぜ稲田朋美防衛大臣に任命したのか?恐らく彼女の保守思想が自分のそれと同質であると認めたからだろう。

しかし、首相の目は政治家としての器を見る能力に欠けていた。首相本人の性格による判断ミスといえる。加えて安倍首相の政治家としての限界が露呈してきたのも事実だ。今まで安倍政権が長く続いた直接の要因は、無能が原因で起きた民主党政権の墜落のおかげと言って良い。決して自民党への積極的支持によるものではなかった。棚からぼたもち式のものだったことがはっきりしてきた。自民党の体質は少しも変わっていないことが分かったからだ。オブスキュランティズム。対米従属路線。今回の都議選の歴史的大敗北以降は、安倍政権の凋落が続くだろう。いくら内閣改造をしたところで、政治家のレヴェルが高まらない限り、国民の信頼を得るのは不可能と認識すべきだ。山高ければ谷深し。傲慢で子供っぽい安倍政権はあまりにも長過ぎた。いよいよ、終わりの始まりの幕が上がった。

 

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 (いずれも県庁前広場発)

7回目の辺野古:抵抗の遺伝子は確実に進化する

9時発の辺野古行きのバスに乗り込んだのは17名。先週より少ない。しかし、高速インター前で5人乗車したので総勢22名になった。本土からきてくれた人が4名で、初めてだと言う人が二人いた。久しぶりにマイクを握って、本土からきてくれた方に感謝の意を込めて「沖縄育ち」を一番だけ歌った。拍手の大きさからして、喜んでもらえたと思う。世話役の比嘉さんのおかげで、車内は和みっぱなしである。伊芸エリアで10分間の休憩の後、辺野古に着いた。予想以上に暑い。この暑さでよく参加できるものだと、辺野古にくる人々にはただただ頭が下がる。昨日、メイクマンで購入した溶接工用の帽子をかぶる。そしてポカリスエットも持ってきた。すべて暑さ対策、脱水症対策である。今日で、座り込み1088日になるらしい。この事実だけでも驚きだ。辺野古に新基地は造らせないという参加者達の意志の強さは並大抵のものではない。心の中だけで反対するだけではダメだ。この抵抗の姿を全世界の人々に是非見てもらいたい。工事ゲート前に座り込む。最後に排除される最後尾の席だ。座っているだけで汗が吹き出てくる。13時半頃、機動隊がゾロゾロやってきた。いつもより彼らの姿が無様に見える。日本人同士が争うなんて、ナンセンスそのものだ。その後ろに隠れて微笑む影が浮かび上がる。安倍内閣と在沖海兵隊だ。民主主義を装う独裁政権安倍内閣。我が国防衛の抑止力にならない在沖海兵隊。一体この国の未来に待ち構えるものはなんだ?西部邁氏の決め台詞、捨て台詞「 もはやこの国はダメなんじゃないですか?」西部氏のような碩学が冗談でこんなセリフを吐くはずがない。彼はすでにこの国に絶望しているのだ。しかし、我々沖縄県民が諦めることはない。安倍内閣が倒れ、辺野古新基地建設が中止になるまで、一歩も引くことはない。日本の民主主義の質を高めるために、辺野古闘争が止むことはない。冷たいシャワーを浴びて身も心もスッキリした。心は折れても何度でも立ち上がる。抵抗の遺伝子は、確実に進化しているのだ。


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 (いずれも県庁前広場発)

オスプレイは本当に高性能なのか? ・ 運用率1%、事故率は41倍

沖縄タイムス社編集局編著『これってホント⁉︎誤解だらけの沖縄基地』から。

「 開発に30年近くを要した米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは、宜野湾市普天間飛行場に2個飛行隊、計24機が配備されている。開発段階から事故が多発し、米国内では「空飛ぶ恥」(タイム誌)、とまで言われた。そのため、2011年に具体的な配備計画が示されて以降、仲井真弘多前県政から、沖縄県は一貫して県内への配備反対を表明している。

日米両政府は12年9月19日の日米合同委員会で、「高度な能力を持つオスプレイの沖縄配備は、国際の平和、安全の維持に寄与する」と覚書を締結した。そして県民の反発や懸念にかかわらず、同年10月に、配備を強行した。

MV22は物資や人を運ぶ輸送を任務として、海兵隊はCH46ヘリコプターの後継の「次期主力輸送機」と位置付けてきた。防衛省はCH46に比べ、速度2倍、搭載能力3倍、行動半径4倍と優れた性能を有すると説明する。固定翼と垂直離着陸の機能を併せ持ち、在日米軍全体の抑止力が強化されると沖縄配備の必要性を訴えてきた。

事故率の高さが注目を集めてきたオスプレイであるが、実際に海兵隊の主力輸送機となり得たのか。米海軍安全センターが公表した海兵隊航空機のアフガニスタンでの運用状況で衝撃的な数字が出た。10〜12会計年度に当地へ配備したオスプレイの飛行時間は計723・6時間で、ヘリ機能を持つ6機種のうち、運用率が1・02%と極端に低かったのだ。

「主力」と呼ぶには首をかしげるような実態が浮かび上がった。一方で、その期間のオスプレイのクラスA~Dの事故は計8件。10万飛行時間当たりの事故率に換算すると、戦闘機などを含めた全12機種平均の約41倍と突出している。90・4時間に1件の割合で発生したことになる。2015年5月のネパール地震の復旧支援では、被災地の建物の屋根がオスプレイの下降気流で吹き飛んだとされる。実戦配備後も気流に機体が巻き込まれ着陸に失敗したり、墜落したりする事故がアフガニスタン以外でも起きている。

米国防研究所(IDA)の元主任分析官でオスプレイの専門家、レックス・リボロ氏はアフガニスタンでの運用率の低さは「事故発生への懸念」が理由の一つとみて、「実戦で使い物にならなかったことを立証した」と厳しく評価する。リボロ氏はオスプレイが本来の目的のために使えないと強調して、報告書の中で、アフガニスタンでの飛行時間が、海兵隊保有数250機のオスプレイが723時間、保有数150機のUH1Yヘリが1万6千時間以上と、その差が歴然であることに着目する。

戦地での任務遂行機能に大差がない場合、より安全なヘリが使用されていることを示した。その上で、「海兵隊は今後、給油のできない長距離飛行など、オスプレイの利点を生かすことのできる特別任務を除き、オスプレイの大半を退かせるのではないか」との見通しを語った。

米航空専門誌「アビエーション・ウィーク」は他の機種に比べ、オスプレイの点検周期が短いことを指摘している。オスプレイの危険性を追求する市民団体「リムピース」の頼和太郎編集長は、「点検、整備の周期が短いのは不具合が多いから、使い勝手が悪く、部隊から信頼されていない」と語った。

一方で、16年4月の熊本地震の支援で、普天間飛行場オスプレイが導入された。自衛隊のヘリコプターに余力が残る中での使用に、「下降気流の少ない自衛隊のCH47ヘリコプターの方が災害救助には優れた能力を持つ。一刻を争う急患輸送ならともかく、なぜ物資輸送でオスプレイが必要だったのか、理解に苦しむ」「危険性のイメージを払拭するためのデモンストレーションだ」と、専門家からも疑問が噴出した。」

 

このような我が国にとってなんの抑止力にもならないオスプレイを、計17機、総額3千億も支出して購入した政府の国防意識の腐敗堕落振りは目を覆うばかりである。はっきり言う。安倍内閣に信頼すべき国家理念などない。 

 

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「 新しい提案」を大いに盛り立てよう

今日の新報、タイムス2紙に「 辺野古新基地建設を止める新しい提案 」と題する意見広告が載っている。大きさは1ページの3分の1。その内容は、ぼくが日頃考えていることと一致していて、その主旨には大いに賛同できる。実行委員会の呼びかけ責任者、金城馨氏に敬意を表して全文を掲載させてもらう。


「 沖縄の米軍基地の問題の「公正」で「民主的」な解決を求めます」
名護市辺野古において新たな基地の建設工事が強行されていることは、日本国憲法が規定する民主主義、地方自治の本旨並びに法の下の平等の各理念からして到底看過することができない重大な問題です。普天間基地海兵隊について沖縄駐留を正当化する軍事的、地政学的根拠が薄弱であることはかねてから指摘されており、「0.6%の土地に70%以上の米軍専用施設が集中する」という沖縄の訴えには、「8割を超える国民が日米安全保障条約を支持しておきながら、沖縄にのみその負担を強いるのは、「差別」「不平等」「植民地扱い」ではないか、との問いが含まれています。私たちは、奪われた尊厳を取り戻すため声をあげます。
沖縄は固定的少数者:
近代立憲国家における憲法で保障されている民主主義とは、自由や平等といった人権を基にして市民を主とした議論の上で、国の方針を決定するということです。しかし、その決定は、単なる多数決ではなく、少数者の権利の擁護も責務とされています。そして、最も尊重すべきは固定的少数者であるとされています。少数者にも、流動的少数者と固定的少数者があり、前者は、平等な機会が保障されればやがて自由競争を通じて多数者となる可能性を有し、したがって一時的に多数決の支配を受けることを甘受することができます。しかし固定的少数者は、多数決によれば常に敗北する運命にあります。つまり固定的少数者には多数決によって剥奪できない自由と自治権が与えられる必要があるのです。各種世論調査では即時安保破棄を求める世論は数%にすぎない圧倒的少数者です。しかし、選挙など次の政治的闘争のラウンドで勝者になる機会があるという意味では流動的少数者です。一方、日本の47都道府県の1県であり、人口も1%に過ぎない沖縄は、米軍基地に関する政治状況において固定的少数者です。事実、沖縄が先の衆議院参議院のすべてで辺野古新基地反対の議員を選んでも、国会では常に少数であり、多数決によれば常に敗北する運命にあります。現に政府は沖縄の民意を無視し、辺野古新基地建設を強行しています。
公正で民主的な解決とは:
名護市辺野古に新基地を建設する国内法的根拠としては、内閣による閣議決定(2006年5月30日及び2010年5月28日付)があるのみです。1996年のSACO合意で当時の橋本総理大臣とモンデール駐日大使が「今後5年ないし7年以内に十分な代替施設が完成し運用可能になった後普天間飛行場を返還する」との発表をした際、代替施設が必要だというのなら、沖縄の歴史と米軍基地の偏在に鑑み、沖縄以外の全国の自治体が等しく候補地となり国民的議論において決定すべきでした。しかし、政府は「辺野古が唯一」とだけ繰り返し、同じ沖縄に新基地建設を強行しています。これは、憲法14条の定める「法の下の平等」の趣旨に反するものです。私たちの我慢は限界です。これが、最終ラウンドです。普天間基地の代替施設としての沖縄以外の全国のすべての自治体を等しく候補地とし、全国のすべての市民が自分ごととして当事者意識を持ち真剣に普天間基地の代替施設が国内に必要か否かの国民的議論を行い、そして、その結果の責任を負うべきです。
「 近代立憲国家が保障する民主主義(民主制+少数者の権利保障)の実践として、私たちは、この問題を以下のステップにより公正で民主的に解決することを強く求めます。」
1:辺野古新基地建設工事を直ちに中止し、普天間基地を運用停止にすること。
2:普天間基地の代替施設について、沖縄以外の全国のすべての自治体を等しく候補地とすること。
3:その際、米軍基地が必要か否か、普天間基地の代替施設が日本国内に必要か否か当事者意識を持った国民的議論を行うこと。
4:国民的議論において普天間基地の代替施設が国内に必要だという結論になるのなら、その結果責任を負い、民主主義及び憲法の精神に則り、一地域への一方的な押し付けとならないよう、公正で民主的な手続きにより決定すること。
辺野古新基地建設を止めるもう一つの取り組み」実行委員会
呼びかけ責任者 金城馨 090ー3943ー8814

以上であるが、ここで注目すべきは、沖縄は日本国内では固定的少数者と定義づけていることだ。県内では多数を形成しても国会では常に絶対的少数であり、沖縄の民意は無視される、という現実。この不条理を訴える提案に対し、政府は真剣に耳を傾けるべきではないか。

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 (いずれも県庁前広場発)

 

勇馬氏に答える

勇馬様。返信は急がない、というお言葉に甘えてゆっくり過ごしておりました。しかし、貴方の論述はいよいよ手厳しく、誠実に対応するには頭の中をスッキリさせなければならない、と思いながらもずっと悶々としていたのも事実です。
幸いというべきか、一昨日辺野古へ参加してクタクタに疲れたおかげで熟睡に恵まれ、その恩恵は今日まで続き、おかげで私の凡庸な頭脳は、比較的スッキリしています。勇馬さんの文章を引用しながら、私の見解を述べたいと思いますので、ご容赦願います。

<この嘉手納に加え、普天間辺野古が抑止力として必要だというのが日本政府の見解です。それを否定し、嘉手納だけで十分とするのであればその根拠が必要です。それに触れないのは思考回避ではないでしょうか?>

繰り返しになりますが、私は沖縄に海兵隊が駐留する必然性はないとする立場です。その根拠となる種々の情報を列挙すると次のようになるかと思います。
1:中国の艦船、航空機の監視、警戒は海上保安庁海上自衛隊航空自衛隊の役割。在沖米軍では嘉手納基地の電子偵察機や対潜哨戒機などが任に当たる。海兵隊の出る幕はない。
2:在日米海兵隊トップのウィスラー司令官(当時)は、2014年4月の記者会見で「 尖閣諸島は極めて小さな島の集まりだ。脅威を除去するために、兵士を上陸させる必要すらないかもしれない。敵の部隊が島に上陸した場合でも、海と空からの攻撃だけで排除できる。」と述べた。海兵隊は必ずしも必要ではない。
3:軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は次のように述べている。「 尖閣には滑走路がない、水も食料もない。そんなところに中国の漁民に扮した軍人数百人が仮に上陸し、旗を立てて万歳したところで全く意味がない。仮にそうした事態になれば、近代戦で重要なのは、制空権と制海権である。尖閣有事への対処は航空、海上自衛隊と、米空軍の嘉手納基地が十分に担える。」すなわち海兵隊の出る幕なし。
4:海兵隊の実情に詳しいジャーナリストの屋良朝博氏は次のように指摘している。「 平時の在沖海兵隊の任務は、アジア太平洋地域で深刻な自然災害が起きた場合の復旧支援や紛争への即応だ。タイやフィリピン軍との共同演習で、他国との信頼関係の醸成も重視している。このため1年のうち8〜9ヶ月は艦船でアジア太平洋地域を巡洋しており、沖縄を留守にする時間が長い。在沖海兵隊が大規模に移動する際には、長崎県佐世保市に駐留する強襲揚陸艦を沖縄に派遣し、輸送ヘリなどを積み込むが、この作業に一昼夜かかる。地理的優位性だけを論じるなら、九州に海兵隊を置いた方が効率的だ。」
5:『沖縄と海兵隊』(副題:駐留の歴史的展開)を読むと、海兵隊の生い立ちから今日までの歴史が詳しく書かれていて、全米軍に占める海兵隊の役割がよくわかる。全編を通して海兵隊が沖縄に駐留する必然性を見出すことは困難である。
以上ですが、勿論これだけではありません。海兵隊に関する情報は他にも数多くあります。それらを参照して得た結論は、沖縄に海兵隊を駐留させる戦略的必然性はない、ということです。勿論、中国の脅威に対して、在沖海兵隊はなんら抑止力にはなり得ません。日本政府の見解は、在沖海兵隊は必要であるとしか言っていません。何故必要なのか、戦略的観点からの詳しい説明は一切ないのです。今迄、国防を米国に依存してきた国策のツケが回ってきた結果だと言えるでしょう。

<Kinbushi様(理由は後日述べますが当分ペンネームで)は穴だらけの議論と認識のもとで、体を張った反基地闘争に参加されているのですか?血気にはやるまえに検証を、とお願いしたのもこの点でした。>

海兵隊不要論は、在沖米軍に関係する種々の資料を限られた範囲ではあるが、私なりに分析して得た結論です。勿論その分析が完璧であるわけがありません。その意味で「 穴だらけの議論 」という言葉を使ったのですが、少し迂闊だったかもしれません。しかし理論が完璧でなければ行動を慎むべきだとするご意見に対しては、疑問を感じざるを得ません。軍事や安全保障に関して、果たして完璧なる理論が成立し得るものでしょうか?国際情勢は日々刻々と変化しています。それに対応して軍事戦略も日々変化修正されていきます。その過程の中で得た結論に従って、私は辺野古新基地建設反対闘争に体を張って参加する決断を下したのです。決して血気に流行ったからではありません。血気にはやるほど、若くはありません。

<同じ国家の専権事項たる外交問題で、辺野古に関しては米国に出向いてまで抗議し、尖閣に関しては沖縄に居てさえ口をつぐむ翁長知事の言動とそれを支持する貴下のご意見は明白な矛盾ではありませんか。>

私は、先日の返信で、この件に関しては十分論を尽くしたつもりです。矛盾はありません。

<貴下の如き愛国者愛国心愛郷心の間で板挟みになる不幸な事態は誰がその原因を作ったのか?考えてみてください。私の先の議論の最大のハイライトは、“この反対闘争を一番喜んでいるのが中国である、ということは大局的にみれば愛国者であるはずのKinbushi様が敵国を利する行動をとっていることになりませんか?”でした。誠実に応答頂けるのであればこの疑問に真っ先にご回答をお願いしたいのです。
沖縄の反基地闘争にはチャイナマネーが間違いなく流れています。闘争現場にハングル文字が登場する写真も見ました。>

日本国を愛し沖縄を愛する者として私は自己認識しますが、その間を引き裂く壁を作るものは、国防を米国に依存してきた、そして現在も依存している歴代政権そのものです。在沖海兵隊はなんら抑止力になり得ないとの結論を得た以上、辺野古闘争に身を投じることが、中国共産党の利益に繋がるとは思いません。
在沖海兵隊が撤退すれば、中国が沖縄を取りに来るというのは、理論的裏づけに欠ける短絡的思考で妄想に過ぎません。<沖縄の反基地闘争にはチャイナマネーが間違いなく流れています。>と勇馬さんは断定されますが、ならばその情報源を教えてください。中国のどのような組織から沖縄のどのような組織へチャイナマネーが流れているのか、具体的に説明してください。断定した以上は、その説明責任があるはずです。闘争現場にハングル文字があった、とのことですが、それでなんだというのでしょうか?先日の返信で説明したように、外国勢力辺野古闘争を牛耳っている、もしくは多大なる影響を及ぼしている事実は全くありません。何度も現場に参加している者として、確信を持って断言します。

辺野古移設に反対する多くの県民はこの自分自身の検証なしに沖縄タイムスなどのマスメディアに踊らされています。これは本土の状況と全く同じです。朝日、毎日に踊らされる者は多いのです。その衆愚県民が翁長知事を支持しているからといって、その選択が正しいとは限りません。民主主義だから日本政府は沖縄県民の選んだ知事に従えというのは暴論です。>

衆愚県民?この言葉が可能なら、衆愚国民という言葉も可能でしょう。「 もはや、この国はダメなんじゃないですか?」西部邁氏の決め台詞、捨て台詞です。私も大衆なる概念が嫌いです。特にイデオロギーに支配された集団は肌に合いません。私は革命イデオロギー辺野古に参加しているのではありません。現政権の不当な政策を阻止するために、全くの個人の資格で参加しています。
<民主主義だから日本政府は沖縄県民の選んだ知事に従えというのは暴論です。>
従えではありません。圧倒的票差で翁長知事を選んだ沖縄県民の意思を尊重せよと言っているのです。暴論どころか、正論ではないですか。勇馬氏は、民主主義をどう理解されているのか、ご見解を伺いたい。

<私は貴ブログを拝読して沖縄を見る目が若干変わりました。Kinbushi様は信頼できる人物ですのでその推薦図書『戦う民意』もいずれ手に取る予定です。但し直感的に彼には胡散臭さが拭えませんので批判的に読むことになるでしょう。以上、今回はかなり厳しいことを云いましたが、これはKinbushi様を、本土と沖縄の健全で核心的な保守を架橋する能力と志を持った貴重な人材と買っている故ですのでご寛恕のほどを。考えを進める一助になれば幸いです。ご回答や反論を期待しますが、急ぎません。>

勇馬氏の真剣な問いかけに感謝します。本質をつく鋭い議論にたじろぎつつも、その誠実な姿勢に対しては、こちらもできるだけ誠実に応えなければなりません。しかし、なにしろ浅学の身ですので、十分に答えることができたかどうか、多少不安でもあります。この真剣な議論のおかげで、私自身強い刺激を受け、知識が整理され研ぎ澄まされて行くような気がします。仮にこの先、在沖海兵隊の駐留意義を解き明かし、抑止力に不可欠の存在として立証する決定的論説が出てくれば、私は現在の考えを改める用意はあります。そのくらいの精神的柔軟性は持っているつもりです。「 西尾幹二のインターネット日録」で貴方が紹介した『プリンス近衛殺人事件』は私の貴重な本の一冊になりました。多くの人々に読んでもらいたいと願っています。奇しくも今日の沖縄は慰霊の日です。(6月19日の当ブログへの勇馬氏のコメントに対する返信)

お知らせ: 保守も革新も無党派層の人も辺野古へ行こう!No Marine !
月曜日 午前9時発 平和市民連絡会(往復カンパのみ)
火曜日 午前9時発 オール沖縄那覇の会
水曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議(往復千円のみ)
木曜日 午前9時発 平和市民連絡会
金曜日 午前9時発 平和市民連絡会
土曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議
 (いずれも県庁前広場発)

 

 

 

6回目の辺野古:不屈

県庁前広場で乗った人数は19名。インター前で4名乗って総勢23名。本土からきた人が3名で、新人が一人いた。顔なじみの人が増えた。世話役はおなじみの比嘉さんという女性で、とにかく陽気な性格で話がうまい。おかげでバスの中は和みっぱなしだ。予定通り10時半頃辺野古に着いた。天気予報は雨だったが、午後少し降っただけで、快晴の猛暑日となった。とにかく暑い。こまめに水分を取らないと熱中症にやられる恐れがある。このような厳しい暑い日でも、各地から集まってくる人たちがいると思うと、只々感嘆するのみ。総人数は80名前後であろうか。執行部の人の指名で、奥間氏がマイクを握った。土木の専門家であり技術屋である。現在、K9護岸工事が進んでいるが、問題点が数多くあり、この先防衛局は必ず設計変更せざるを得なくなる、との説明があった。彼のいう通りであれば、まだまだ反対闘争を諦めるわけにはいかない。奥間氏は誠実な人柄を感じさせる人物だ。13時半ごろ機動隊が来るという知らせが入り、例によって工事車両ゲート前に座り込む。今日は最後に排除される最後列に座った。すぐ後ろにALSOK警備保障員が十数名横に並んで立っている。小雨が降ってきた。機動隊がゾロゾロとやって来た。機動隊は帰れ!コールがあちこちから上がる。ぼくも間を入れながら大声で叫んだ。「 ここは日本だ、アメリカじゃないぞ!」「 ウチナーンチュ同士争ってどうするんだ!」「 向いてる方向が逆じゃないのか!」「 機動隊諸君、君たちはいつからアメリカの犬になったんだ!」しかし、彼らも職務だ。一人また一人と排除していく。正直に言うと、彼らのやり方は決して乱暴ではない、とぼくには見えた。できるだけ感情を抑えて行動している。ぼくの両脇に二人の隊員の腕が入った。そのまま立ってください、と言うが勿論聞かない。そのまま持ち上げられる。脚を折り曲げると両上腕部に体重がかかる格好になった。運ばれる際にも、今度は抑えた抑揚で、二人の若い隊員に呼びかける。「 ウチナーンチュ同士争ってどうする?」「 君たちが正義心に厚いことはよく分かる。しかし、辺野古の正義とは何だ?よく考えてみろよ。」二人の隊員の心に響いたかどうかはよくわからない。ただ、彼らは世間というものを修行中の20代の若者だ。敵愾心を煽るような罵声を、彼らに投げつけてはいけない。できるだけ参加者の心情を理解して貰うような呼びかけ方をすべきだろう。全員排除されて後、ダンプが40台〜50台入っていった。心は折れるが、以前より精神は強くなった。現場でどう動くか、要領も分かってきた。まだまだこれからだ、と自分に言い聞かせる。機動隊が引き上げて後、一人の女性が逮捕されたことがわかった。それにどう対処するか、執行部の人の説明があった。そのことに関連して、毎日カヌー隊で頑張っている芥川賞作家、目取真俊氏がマイクを握った。彼のブログ「 海鳴りの島から」は毎日閲覧しているが、本人を直接見るのは、今日が初めてだ。驚くほど筋肉が隆々としている。毎日カヌーを漕いでいるせいだろうか、特に上半身の筋肉が発達している。早口だが覇気がある。逮捕されたとき、気をつけなければならないこと、やるべきこと、やってはいけないことなどを話してくれた。頼もしい男である。沖縄から4人の芥川賞作家が出ているが、文学者としての才能は目取真氏が一番だろう。彼の作品は世界各国語に訳されている。行動する作家、目取真俊。沖縄が味合わされてきた歴史の屈辱を晴らすために、共に頑張ろう!今日は本当に疲れた。帰りのバスの中ではずっと眠った状態だった。帰るとすぐ冷たいシャワーを浴びた。


お知らせ: 保守も革新も無党派層の人も辺野古へ行こう!No Marine !
月曜日 午前9時発 平和市民連絡会(往復カンパのみ)
火曜日 午前9時発 オール沖縄那覇の会
水曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議(往復千円のみ)
木曜日 午前9時発 平和市民連絡会
金曜日 午前9時発 平和市民連絡会
土曜日 午前6時発 平和市民連絡会  
午前9時発 島ぐるみ会議
 (いずれも県庁前広場発)